現役コンシェルジュが教える「スイーツコンシェルジュアドバンス」への道!

スイーツコンシェルジュ活動日誌

こんにちは、お久しぶりですa_nです♪

先日、スイーツコンシェルジュの上位資格「アドバンス」を無事取得することが出来ました。

現在の活動拠点となっているInstagramのスイーツアカウントや、
こちらのブログの中でもより説得力のある記事が書けるようになればと思い取得した資格です。

アドバンス取得にあたり、試験について色々調べたのですが、具体的な内容が全く分からず苦労しました。
このページに訪れてくださっている皆さんも、ヒントを探しにいらした方なのではないでしょうか?

これからスイーツコンシェルジュの「ベーシック」及び「アドバンス」を取得しようとお考えの方のお役に少しでも立てればと、取得までの道のりを記事にしてみました。
参考にして頂けたら嬉しいです。

スイーツコンシェルジュってどんな資格?


まず始めに、「スイーツコンシェルジュ」とはなんぞや?
と、思っている方が多いのではないかな?と思うので、その説明から始めたいと思います。

「スイーツコンシェルジュ」は、一般社団法人日本スイーツ協会が主催する「スイーツ検定」に合格し、
同協会に入会することで得られる資格です。

スイーツを通じた食文化やライフスタイルなの発信・提案することを目的としている協会で、代表は辻口博啓氏です。

スイーツコンシェルジュには

  • ベーシック
  • アドバンス
  • マスター

の3つのランクがありますが、まずはベーシックに合格し、協会に入会後「アドバンス」や、「マスター」といった上位資格を受験することが出来ます。
※2022年6月現在、マスター試験は実施されていません。

スイーツコンシェルジュ検定について

前述した通りスイーツコンシェルジュには

  • ベーシック 60問中 42問正解で合格
  • アドバンス 100問中 70問正解で合格
  • マスター 現在実施されていません

の、3つのランクがありますが、まずは「ベーシック」を受ける必要があります。
検定は一般社団法人日本スイーツ協会のHPより申し込むことが出来ます。

スイーツコンシェルジュ「ベーシック」の受験料
一般:15000円
学生:10000円

となっています。
なお、この価格はテキスト+試験料となっており、検定試験に申し込むとテキストが送られてくるのでテキストに沿って勉強を進めることが出来ます。

試験はかなりこまめに実施されているので、自分のタイミングに合わせて申し込むことが可能です。
(申し込み後日時の変更も可能)

スイーツコンシェルジュ「ベーシック」の取得については、実はもうひとつ、一般社団法人日本スイーツ協会の窓口以外からでも受験が可能です。

 

もう一つの受験方法は「ユーキャン」の通信講座です。
ユーキャンの通信講座の受講料は、検定試験料を含めて

一律:39600円(2022年6月現在)

となっています。

金額が倍以上変わってきますが、テキスト内容が充実していたり、項目ごとの模試が用意されているため合格率がグッと上がりますし、どうやって勉強を進めていいか分からない人や例題を確認しておきたい人、

また検定試験を自宅で受験出来るところが最大の魅力です。

合格後「一般社団法人日本スイーツ協会」への入会すると、
合格証とピンバッチが送られてくるので、晴れて「スイーツコンシェルジュ」となることが出来ます。

その際の会費が
年会費:10000円

協会に籍を置く限り、毎年払うことになります。

合格後の入会については勿論任意ですので、入会しなくても問題はありません。その場合は合格証のみの発行になるようです。

ちなみにこちらが合格証とピンバッチ。ベーシックは銅色のピンバッチです。

 

高いとみるか安いとみるかはこの資格をどう利用していくか、になると思います。
では次の項目で実際の役立て方についてお話ししますね。

スイーツコンシェルジュの活動内容は?就職に役立つの?

では、スイーツコンシェルジュが実際にどのような活動をしているか、そして資格を取得することでどんなメリット(就活に役立つか)があるかについてお話ししたいと思います。

ぶっちゃけて言うと、ベーシックくらいでは、何もありません…。笑

というか、あくまで「私は」の話ですが、これと言って活用する場面がありませんでした。

スイーツコンシェルジュの活動の場は、主にスイーツコンシェルジュのサイトと会報です。

メルマガなどで定期的にお題(例:オススメのお菓子メーカーありますか?)が送られてくるので、
自分で紹介出来そうなものがあれば紹介し、会報やサイトに掲載されるといった感じです。

その点ではライターとしての能力向上やバリューがあるかもしれません。

個人でお店を経営されている方などは、自分のお店の紹介も可能なので、スイーツ好きがこぞって見ている会報やサイトに自身のお店の情報を載せることは有益だと言えます。
宣伝ツールとして利用することも出来るかもしれませんね。

掲載されても特に報酬はありませんので、そういうものを読んだり書いたりするのが好きな、本当にスイーツ好きな人のための資格だな、と思っています。

他にも、定期的にスイーツや食に関わるイベントがあるので、そう言ったものに参加したり視聴したりすることが出来ます。

また、スイーツコンシェルジュの資格を取得すると、公式ロゴを名刺などに使用しても良くなるので、スイーツライターの方やコンサルの方には「箔がつく」意味で役立つ資格ではないかと思います。

同じく、そういった道へ進みたいと言うことであれば、就職のために取っておいてもいい資格かもしれません。

実際パティシエやパティシエールの方でこの資格を持っている方も居ますが、そういった方々は「製菓衛生師」の国家資格を取得されている方がほとんどなので、スイーツコンシェルジュの資格が直接役に立つということはあまりなさそうですね。
(スイーツコンシェルジュの勉強でする内容はほぼほぼ国家資格内に網羅されていますしね)

 

ただ、上位資格の「アドバンス」を取得すると、もう少し活動内容は広がるようで、企業の新作スイーツの試食会や審査員のお仕事などもあるようです。

私はアドバンスを取得したばかりなので今までと何も変わっていませんが、

アドバンス取得後、最近メインで活動しているインスタの方に「新店舗が出来るので試食に来てください」と言ったようなお誘いを受けるようになりました

これは結構大きな変化だったかな、と思っています。

スイーツコンシェルジュ勉強法<ベーシック編>

では、実際に行った勉強方法について紹介してみようと思います。

私は昔からユーキャンの通信講座を色々受けており、自分の勉強のスタイルと凄く合っているなと感じていたので今回もユーキャンの講座でスイーツコンシェルジュを受講しました。

ゼロの状態からでも順を追って分かりやすく解説してくれているので進めやすく、何より大好きなスイーツと言うこともあってめちゃくちゃ勉強は捗りました。

写真は綺麗で美味しそうだし、イラストも豊富、視覚にも楽しかったです。

※ちなみに画像はテキスト2冊になっていますが、実際は3冊あり、3冊目は色んなスイーツの作り方が載ったかなり分厚いレシピ本です!スイーツ好きにはたまらない特典です。

ユーキャンの受験までの目安の設定は5ヶ月間となっていましたが、私は仕事をしながら空いた時間で勉強して3ヶ月で合格しました。

集中してやれば、1ヶ月で取得することも不可能ではないと思います。

ユーキャンの場合、途中にテストが3回あり、進捗と理解度の確認が行えます。

また、実際に自分でスイーツを作り、写真を撮って感想と共に提出する、という自由課題もあります。
面白いのでやってみましたが、これはユーキャンならではの科目でした。作るのが好きな方も楽しめる内容になっているのがいいですね。

3回のテストが終わると4回目が資格取得の本試験になります。

自宅で受験出来ますが、4回目のテスト結果はテスト内容ごと回収されてしまうので自分がどこを間違えたか、などは分かりません。
合格の可否だけが結果として知らされます。
合格していれば、そのタイミングで合格証書が送られてきます。

これはあくまでユーキャンを介した際の勉強手順となります。

一般社団法人日本スイーツ協会で直接申し込む場合は、テキストを元に独学⇒試験会場で試験
の流れになり提出物などはないと思いま(そっちで受けなかったのでなんとも言えずすみません)

試験内容について

ベーシックの試験範囲は

  • 第1章 スイーツの分類
  • 第2章 基本の生地とクリーム
  • 第3章 製菓材料と特性
  • 第4章 世界の銘菓とスイーツ文化
  • 第5章 洋菓子用語

となっており、この中から各10問~15問がランダムに出題されます。

ユーキャンの場合はマークシート4択(紙)、協会で申し込んだ場合はPCでの4択式です。
60点中42点取れば合格。合格率90%以上なので、スイーツ好きなら簡単に取れる資格なのではないでしょうか。

ベーシックに関しては、特にユーキャンで受講している場合はテストに出そうな部分をきちんとカバーしてくれているので、実試験も大方の予想通りといった感じ。難しいところはありませんでした。

スイーツの成り立ちについてはもともと好きだったので苦にならないし。もともと知っている名前なども出てくるので問題はなかったです。

スイーツ育(食育)についての項目もありますが、1度読めば頭に入る内容なのでここもあまり苦労しなかったかな、という感じです。

スイーツコンシェルジュ勉強法<アドバンス編>

続いてはアドバンス編です。

アドバンスの勉強法は「繰り返しと暗記」これに尽きます。

私の場合、ポイントとなりそうな箇所にマーカーを引き、とにかくノートに書き写しました。
暗記が得意な人は暗記だけでクリア出来るかもしれません。

アドバンスは過去問や練習問題が全く何処にも出てこないので、ヤマをはることが出来ないんです。
なのでただひたすらポイントを覚えていくしかありません。

アドバンスの試験範囲は上に掲載した(ユーキャンに比べると)薄っぺらいテキスト1冊…。

衝撃ですよね。笑

でも、たったこれだけを読み込めば受かる!と思うと、意外とハードルは高くないと思いませんか?

試験内容について

アドバンスの試験範囲は

  • 第1章 日本と世界のスイーツ文化
  • 第2章 代表的なスイーツの構成
  • 第3章 洋菓子の工芸技法
  • 第4章 和菓子
  • 第5章 味覚
  • <日・仏・英>製菓用語対訳集(材料編)

となっており、この中から各10問~20問がランダムに出題されます。
試験会場のPCでの4択式です。
100点中70点取れば合格。合格率については明確にされていません。

今回はユーキャンのように模試的なものもなかったため、何がどのように出題されるのか分からずテキストの頭からお尻まで丸暗記…みたいな勉強法をしていたのでめちゃくちゃ苦労しました。

しかも苦手な歴史!!!泣 年号とかも覚えなきゃ駄目…?と絶望的な気持ちに…。

ネットを参考にしようと思っても、そもそもあまり受けてる方がいらっしゃらないのか、ベーシックのことしか出てこないんですよね…。
参考になりませんでした…。

実際の試験は、各項目バランス良く出題されていたと思います。製菓用語対訳表のボリュームが小さかったかな。

気分的に歴史の項目が終わらないなあ…と感じました(苦手だから多いように感じるのかな。笑)。テキストの大部分占めてますしね。

私は和菓子の所で見落としちゃってた項目があったのでそこの流れ全部落とすかと思いましたが、なんとか合っていたので助かりました。

やはりここがポイント!みたいな解説がテキストにないので、ちょっとしたところは見落としがちです。
帰ってテキスト確認しましたが、取りこぼしそうになったのは、ああ、書いてあったわ…みたいな内容でした。

自分の中では18問くらい自信がない項目があって、でも18減点ならギリ受かる!と思って提出したらなんと92点で合格でした!
思ったより取れてた…。

試験は都道府県にもよるかと思いますが、私の所では毎週実施されていて、私は日曜に受けました。
会場はパソコンスクールなどが多く、そのスクールの手順に沿って行われます。

私の行った会場は、少し早めにつきましたが準備が出来次第開始してOKという流れで、
試験時間内でも「試験終了」ボタンを押せば終了し、結果を見ることが出来ます。

合否はその場で分かり、結果だけプリントして貰えるのでそれを貰って終了になります。(ピンバッチは後日送られてきます)

私は11時からの試験でしたが、多分10時50分くらいにはスタートして、11時半くらいには終わって帰ったと思います。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

スイーツコンシェルジュの試験は難しいものではありません。

スイーツに興味がある方、これからスイーツコンシェルジュを受けてみようかな?という方への受講のヒントになれば嬉しいです。

 

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